●チャロアイトは石の表面に複雑な波形や渦巻き模様が見られますが、こうした文様は、大自然が創り出したロールシャッハテストのような機能を持ちます。
見る人によって様々な連想を呼び起こし、ある人はそこに自分の心の底に横たわる怖れを見るでしょうし、ある人は忘れたくとも忘れられない心の痛みの感覚を感じ取るかもしれません。
いずれにせよそれは、見る側の意識や潜在意識にしまいこまれた重要な何かを投影し、石の文様をそのような形に見せていると考えられます。
チャロアイトの文様を見つめ続けて連想するイメージは、その人が持つ怖れやコンプレックスなどが多いようです。その存在に気づき、きちんと立ち向かい、乗り越えるべきテーマということです。
そのため、チャロアイトを使って瞑想すると、単純に怖いと感じる場合もあるかもしれませんし、より冷静に認識できる人ならば、今まできちんと気づいてこなかった自分の中のネガティブなパターンを客観的に認識できるようになるかもしれません。
もしも怖れや不安を感じたとしても、その場から逃げ出しては進化がありません。 石はあなたをその場に置いて逃げ出したりはしません。
あなたが認識したネガティブなパターンを改善することをサポートしてくれます。
それが、「波動の同調と調整」という側面です。
チャロアイトの複雑な文様は、人間側が投影した意識を浮かび上がらせますが、その裏側からは三次元を超えたスピリットの世界の波動を映し出しています。
スピリットたちは人間を導くために様々な形で常に働きかけを行っていますが、チャロアイトの複雑な文様はそうした波動を映し出し、必要なサポートを人間に与えようとします。
往々にしてそれは、スピリットの世界における非常に高い周波数を人間に伝えることで、その人の頭頂のチャクラと胸のチャクラのエネルギーを融合させることになります。
頭頂のチャクラで感じ取った高次の波動を胸の中に響かせることによって、自らが体験したネガティブな出来事の中にも実は深い霊的な意義があることを見い出し、結果的に怖れを手放すことができるようになるのでしょう。
そのため、チャロアイトによって自分でも気づかなかった怖れや感情のダメージに気づいたとしても、その場から逃げ出さずに根気強く瞑想を続け、怖れの裏側にある高次の波動を受け入れることによって、ネガティブな想いを解消していく手助けをしてくれる可能性があります。
つまりチャロアイトは、人間側から見れば人の意識波動を映し出し、一方スピリットの側からの高次の波動も映し出して、それを人の身体に根付かせようとしてくれると考えられます。
チャロアイトが「怖れを克服する石」「ヒーリング力の強い石」とされるのは、こうした理由からではないかと思われます。
●品質:意識の投影、怖れの克服、高次波動のグラウンディング、意義への気づき