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地球最古の宝石といわれ、太古から装飾品などに用いられてきた歴史のある天然石です。ジルコンと聞いて人工石をイメージする方もいるかもしれませんが、人工石であるキュービックジルコニアは名前が似ていても全くの別物です。
迫力のある美しい輝きが特徴でカラーバリエーションも豊富なため、近年ジュエリーとしての人気も高まってきています。
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ジルコンのデータ
| 英名 | Zircon |
|---|---|
| 和名 | 風信子石（ふうしんしせき/ひやしんすせき） |
| 主な産地 | オーストラリア、スリランカ、インドなど |
| モース硬度 | 6.5～7.5 |
| 比重 | 3.4～4.7 |
| 色 | 青色、黄色、赤色、緑色、無色など |
ジルコンとは
ジルコンはマグマが冷え固まった火成岩から産出される、ジルコニウムを含んだケイ酸塩鉱物です。
オーストラリア西部にておよそ44億年前に発見され、地球上で最古の宝石だといわれています。
ジルコンの語源はアラビア語で赤を意味する「zarqun」や、ペルシャ語で金と色という意味の「zar」と「gun」が組み合わされたものなど諸説あります。
古代ギリシャではこの石を「Hyacinth（ヒヤシンス）」と呼んでいたともいわれており、和名でもヒヤシンスの花を意味する「風信子石（ふうしんしせき/ひやしんすせき）」という名前が付けられています。
高い屈折率を有しダイヤモンド以外で唯一金剛光沢を見せる鉱物で、金剛光沢とはガラス光沢以上の強く眩い輝きを指します。
ダイヤモンドに次ぐ屈折率と高い透明度から、無色のジルコンはダイヤモンドの代替石として使われていた歴史もあり、「マチュラダイヤモンド」という名でも流通していました。
現在では安価なダイヤモンド代替石としてキュービックジルコニアと呼ばれる人工石も現れ、ジルコンと混同されることがありますが全くの別物ですので注意しましょう。
また、カラーバリエーションが豊富なこともジルコンの特徴のひとつです。
青色、黄色、赤色、緑色、無色などさまざまな色合いがあり、これはジルコンの熱によって色が変化する性質を持つためです。
青色系のジルコンは人気が高く、特にカンボジアから産出される青色のジルコンは色合いが美しく高品質であるため人気があります。
ジルコンのヒーリング効果
・精神を落ち着かせ平静をもたらす
・心身のバランスを保つ
・悲しみや心の傷を癒す
・自分の魅力を自覚する
・客観的な思考を身に着ける
・理想を実現するエネルギーをもたらす
